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チラマネブログ

【TLTとAGGの違い】株価が下落しても困らない投資戦略

2022年8月13日

読者
米国債を買おうと思っています。

TLTとAGGの違いは何?

何をどうやって買えばいいの?

 

あなたの悩みを解決します。

 

記事の内容

  • TLTとAGGの違い
  • ポートフォリオにTLTとAGGを加えた時の資産成長率

 

記事を通して読者ができるようになること

  • TLTとAGGのチャートの動きの違いがわかる
  • あなたの投資戦略にベストな国債を選ぶことができる
  • 株式と国債を加えたポートフォリオの年間成長率がわかる

 

記事を書いた人

株価が下がってきて、不安になりますよね。

 

そんな時でも平然とした態度の投資家がいます。

彼らには、株価が下落した時でも困らない方法を知っているからです。

 

2008年のリーマンショックでは、世界株式は約50%ほどの下落。

しかし、国債を持っていた投資家は、15〜20%の下落で済みました。

 

国債を持つことは、金融危機が突然きてもハラハラすることなく、変わりない日常を過ごすことができます。

積立投資も不安なく、続けられるでしょう。

 

この記事では、リーマンショックを含めた過去約20年の値動きを見ながら、TLTとAGGの違いを簡単に解説します。

金融業界と関係のないサラリーマンが記事を書いていますので、投資初心者でもわかりやすい文章のはず。

 

わたしは、毎日チャートをチェックしていません。

それでも国債を含めた分散投資で、資産をコツコツ増やしてきました。

 

あきら
つまり、あなたにもきっとできるはず!

 

では、話を深掘りしていきましょう。

 

なお、動画はYoutubeに掲載していますので、よければご覧ください。

 

投資は、自己責任・自己判断でお願いします。

 

TLTとAGGの違い

TLTとAGGの違い

TLTとAGGの特徴

TLTとAGGを一言で説明すると、こんな感じ。

  • TLT :株価下落のクッション
  • AGG :安定した資産

TLTは、株価が下落した時に上昇します。

つまり、株価が値下がりした時に、TLTは値上がりします。

 

資産全体は資産が減らないってこと?
読者
あきら
だいたい正解。ただし、TLTも少しは値下がりしますよ。

 

AGGは、値動きが常に小さく、資産を安定させます。

貯金とほぼ同じように考えてもいいかもしれません。

 

経費率などの基本的な違いも知っておきたいです。
読者
あきら
次の章で紹介しますね。

 

経費率と設定来リターン

TLTとAGAの比較 著者作成

TLTは、経費率が0.15%、設定来リターンが5.15%です。

AGGは、経費率が0.04%、設定来リターンが3.12%です。

 

チャートの動き

TLTとAGGは、ともに国債ですが、値動きは全く違います。

2008年に起こったリーマンショック、2020年のコロナショックを含めた約20年間のチャートをチェックしてみましょう。

 

同じ国債でも動きは全く違う 著者作成

同じ国債とは思えません…
読者
あきら
そうですね。色分けするとハッキリ。

 

TLTは米国株と反対に動いているのが、理解できます。

リーマンショック、コロナショックの時に、TLT(青)は、値上がりしています。

TLTは米国株と反対に動く 著者作成

読者
確かにクッションみたい。

株価は下がるけど、TLTが値上がりして、資産全体の落ち込みをカバーしてる。

 

AGG(赤)は過去20年間、ほぼ変化がありません。

リーマンショック、コロナショックともに、平行線状態。

AGGは安定した動き(ドル建て貯金) 著者作成

読者
これはこれで安心します。

 

あきら
最後にTLTとAGGをポートフォリオに組み入れると、資産はどれだけ増えるのかをチェック。

『資産がどれだけ変動するのか?』・『どう増えるのか?』が、気になりますよね。

 

米国株とTLTとAGGで構成されたポートフォリオの成長率

米国株とTLTとAGGで構成されたポートフォリオの成長率

結論

  • 株式だけ:ハイリスク・ハイリターン
  • 株式+TLT:ミドルリスク・ミドルリターン
  • 株式+AGG:ローリスク・ローリターン

 

ポートフォリオで成長率も違う 著者作成

「株価の下落なんて気にならない。ガンガン資産を増やしたい!」

こんな人は、株式だけでいいかも。

 

リーマンショックなどの時に、資産も大きく減ります。

一方、10年単位で見ると、資産は一番増えています。

 

「株価の下落は、気にする。けど、資産もそこそこ増やしたい。」

こんな人は、株式+TLT。

 

リーマンショックの時、一時資産を増やしていました。

また、どんな時でもバランスのとれた資産の増やし方をしています。

 

「株価の変動には、非常に敏感…。でも、投資をしないのは避けたい。」

こんな人は、株式+AGG。

 

資産の増え方は一番弱いですが、下落も小さく済みます。

 

値動きが多少は気になるから、株を80%、TLTを20%くらいにしてみようかな。
読者
あきら
少しずつポートフォリオを調整すればOK。TLTとAGGを両方保有してもいいしね。

 

まとめ

記事のポイント

  • TLTは株価下落のクッション
  • AGGは安定した資産
  • 同じ国債でも値動きは全く違う
  • リスク許容度に応じて、国債をポートフォリオへ

いかがだったでしょうか。

 

今回は、『TLTとAGGの違い』をまとめました。

違いを知ることは大事ですが、ポートフォリオにどう組み込むか(=行動)はさらに重要です。

さっそく行動してみませんか。

 

以下の記事では、『2022年上半期のチャートを振り返り、投資をどう続けるのか?やめるのか?』、『株価下落の経験がない人に向けたリスク許容度』を解説しています。

こちらの記事もぜひご覧ください。

 

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今日の記事が、あなたにとって、大事な1日になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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