勉強

【5分で振り返り】2022年上半期のマーケットを過去の金融危機と比較

2022年7月19日

読者
2022年のマーケットの下落は、ひどいの?

過去の金融危機(リーマンショックなど)と比べると、2022年はもっと下落するのか?

 

あなたの悩みを解決します。

 

記事の内容

  • 2022年上半期のマーケットの動き
  • 2000年代のインターネットバブル崩壊のマーケットの動き
  • 2008年のリーマンショックのマーケットの動き
  • 2022年上半期のマーケットから、どうすればいいのか【結論:買い付けは継続】

 

記事を通して読者ができるようになること

  • 過去の金融危機と2022年上半期のマーケットの動きを比較することができる
  • 明日からの投資戦略を考え直すことができる
  • 投資を続けるべきか、やめるべきか、結論が出せる

 

記事を書いた人

  • 本業:サラリーマン
  • 副業:投資家、ブロガー、クリエイター
  • 投資額8桁(株式、国債、金、暗号資産、FXなど)
  • 節約と投資で、年間350万円ペースで資産を増やす

 

2022年は、2020年や2021年と比べると、株や暗号資産の価格が下がっています。

この下落は、過去の金融危機と比べて、大きな下落なのかよくわからないですよね。

 

しかし、騰落率を比較すればいいだけの話。

でも、面倒でしないですよ。

 

あきら
代表して、調べました!

 

2022年の下落が気になっている人は、『この後、買い付けを継続するのか。一旦やめるのか。』を心配していると想像します。

この疑問にも回答できるように記事を作りました。

 

結論、わたしは『買い付けを継続』します。

なぜなら、将来のリターンを大きくしたいから。

 

では、話を深掘りしていきましょう。

 

なお、動画はYoutubeに掲載していますので、よければご覧ください。

 

投資は、自己責任・自己判断でお願いします。

 

2022年上半期のマーケットの動き

ADVENTUREと書かれた絵

2022年上半期のマーケットの動き

 

有名な金融商品の騰落率を、調べてみました。

ポイント

  • 日経225 -6.90%
  • S&P500 -20.79%
  • NASDAQ -28.99%
  • TLT -22.33%
  • GLD -0.79%
  • Bitcoin -58.06%

 

著者作成

 

米国株は、中央銀行(FRB)の利上げによって、ガクッと下がりました。

一方、日経225はあまり下がっていません。

 

あきら
日本の中央銀行は利上げしていませんからね。

 

暗号資産は、目を当てられないくらい…

-58%は、精神的に相当ツラい。

 

読者
想像はしていたけど、めっちゃ下がっている。

コロナショックと同じ…

 

NASDAQは、2020年8月の価格まで下落。

2020年8月以降に投資を始めた人は、含み損になっています。

 

2000年代のインターネットバブル崩壊のマーケットの動き

切手の数々

2000年代のインターネットバブル崩壊のマーケットの動き

 

ポイント

  • 日経225 -19.15%
  • S&P500 -0.06%
  • NASDAQ -34.28%
  • TLT -30.47%
  • GLD +46.97%

 

著者作成

 

ココがポイント

  • S&P500は、8年かけてほぼ±0まで回復
  • 日経やNASDAQの最大騰落率は-50%を超える
  • 2000年開始の下落は、2002年末で底(3年)。そこから上昇。

 

読者
S&P500の回復まで8年…。長すぎるでしょ。

 

視点を変えると、悲観的にならず、むしろポジティブになります。

なぜなら、資産を増やす機会の方が多かったから。

 

2003年からは上昇しているので、3年間下落。5年間上昇。

資産を増やせた期間の方が長いです。

 

あきら
ただし、これは投資(=買い付け)を継続していた人だけに限られます。

2000年はじめに下落にビックリして、そのまま放置していた人は、2008年まで資産は減ったまま。

 

2008年のリーマンショックのマーケットの動き

2008年のリーマンショックのマーケットの動き

 

ポイント

  • 日経225 -17.54%
  • S&P500 -11.52%
  • NASDAQ -0.27%
  • TLT -2.46%
  • GLD +24.34%

 

著者作成

ココがポイント

  • 米国株・日本株は、1.5年かけてほぼ回復
  • 日経やNASDAQの最大騰落率は-40%を超える
  • 2008年8月開始の下落は、2009年3月で底(7ヶ月)。そこから上昇。

 

インターネットバブルの時よりも、早く回復しています。

それでも、7ヶ月の間下落が続いています。

 

2022年は下落が始まって…6ヶ月。

そろそろ底かな〜?

読者
あきら
わたしもそう願っています。

 

リーマンショックの時のグラフを見ると、TLT(国債)やGLD(金)が株式とは違う動きであることがわかりやすいですね。

 

国債や商品に投資をしたことがない人は、分散投資を試してみてもいいかも。

国債や金が資産を守ってくれます。

 

2000年以降のマーケットのまとめ(S&P500)

 

2000年以降の騰落率をまとめたグラフがあるので、サラッと見ておきましょう。

2000年以降のS&P500騰落率

引用:macrotrends

 

ココがポイント

  • 毎年下落するわけではない
  • 1年あたりの最大騰落率は、-38%
  • 23年間、16年間は上昇、7年間は下落

 

読者
さっきまでの図と比べると、印象がまったく違う。

こんなに上昇する年が多いなら、買い付けに対する不安はかなり解消されました。

 

つまり、『毎月コツコツ投資を続けていれば、資産を増やせた機会が多かった』。

これが、事実です。

あきら
しかも、下落した時に買い付けしていた方が、リターンが大きくなります。

 

【結論:買い付けは継続】2022年上半期のマーケットから、どうすればいいのか

【結論:買い付けは継続】2022年上半期のマーケットから、どうすればいいのか

 

結論、『どんな株価であっても、買い付けを継続する』です。

なぜなら、ベストな投資タイミングを逃しただけで、リターンが数%〜5%も減ってしまうから。

 

1980〜2008年の間でベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響

引用:敗者のゲーム チャールズ・エリス (著), 鹿毛雄二 (翻訳), 鹿毛房子 (翻訳)

 

ベストなタイミングって、株価の下落が底をついた時?
読者
あきら
そうです。でも、『底』がいつかを予測することは無理。

 

つまり、毎月の定期積立などの買い付けを、どんな時でも継続することが大事。

 

過去数ヶ月〜1年を振り返れば、『底』がいつだったかわかります。

ただし、今の『底』はわかりません。

 

だから、資産を2倍に増やすためには、『どんな株価であっても、買い付けを継続する』を実行しなければなりません。

 

まとめ

記事のポイント

  • 2022年上半期:株式は、-20〜-30%の下落
  • インターネットバブル崩壊:株式は、最大-50%。回復まで8年。
  • リーマンショック:株式は、最大-40%。回復まで1.5年。
  • 直近23年間のS&P500:16年間は上昇、7年間は下落。
  • 大きなリターンを狙うには、投資は継続する必要がある。

 

いかがだったでしょうか。

 

2022年の下落を過去の金融危機と比較してみました。

記事の序盤では不安だった人も、最後はポジティブになっていったと想像します。

 

投資をすでに始めている人は、「継続しよう」と思えましたか?

まだ投資を始めていない人は、「投資を始めてみよう」と思えました?

 

わたしは、暗号資産投資を始めて2ヶ月後の2021年の5月頃、ビットコインが-50%の暴落を経験しました。

含み益がすぐになくなり、含み損が増えていったことを覚えています。

一旦、暗号資産の買い付けは、中止しました。

 

その後、2021年11月には、2021年5月と比較して+140%に暴騰。

 

あきら
『いかに下落したときに、買い付けることが大事か」を身をもって経験しました。

時間は決して戻らないことも痛感。

 

後悔しか残りませんでした。

 

投資は余剰資金で始めることが基本です。

今買おうとしている1万円が、減っても、本来は気にならないはず。

 

「買っておこう」、「投資を始めてみよう」と思ったなら、すぐに行動してみてはいかがでしょうか。

 

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今日の記事が、あなたにとって、大事な1日になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

  • この記事を書いた人

あきら

少ないお金でのんびり暮らす情報をお届けする『チラマネ』を運営|初心者でもわかる投資・暮らしを整えるアイデアを記事にしています|本業:会社員|副業:投資家&ブロガー&デジタルクリエイター|20代で3人娘誕生→投資の知識なし&資産ゼロ→投資と節約で資産8桁|妻と娘3人と月25万円でのんびり暮らしています|

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