みなさんの悩みを解決します。
記事の内容
- なぜ米国株が魅力なのか?
- サラリーマンは、米国株への投資ができるのか?
- サラリーマンが、米国株デビューにぴったりな理由は?
- サラリーマンが米国株デビューするなら、どの金融商品がいい?
- サラリーマンが米国株投資をする方法
記事を通して読者ができるようになること
- 米国株投資に対する疑問が解決できる
- 米国株投資ができるようになる
- 投資銘柄を決めることができる
記事の著者
- 本業:サラリーマン
- 副業:ミニマリスト投資家
- 投資実績:株式、国債、金、仮想通貨、FXで利回り5%
資産の一部は公開していますので、気になる方はチェックしてみてください。
結論、サラリーマンが米国株投資を始めるためには、日本の証券会社で口座を作ればOK。
日本の証券会社でも、Appleなどの米国企業の株が買えるようになっています。
さらに、ドルを用意する必要もありません。
しかも、米国株投資は、日本株投資よりも少額で始められます。
手数料も日本の投資信託と比べると、安い印象。
米国株投資は、個人投資家にとって強力な味方になってくれます。
わたしも、株の半分以上は米国株が占めています。
さっそく、話を深掘りしていきましょう。
最後には、オススメの証券会社、投資銘柄をご紹介しています。
今からすぐに米国株投資を始められるように、しています。
ぜひ、最後までお付き合いください。
なぜ米国株が魅力なのか?
米国株が魅力的な理由は、次の3つが考えられます。
- 世界最大の経済国
- 長期でみると株価は上昇を続ける
- 利回りが大きい
世界最大の経済国
世界最大の経済国だからこそ、新しいイノベーションはいつも米国から始まります。
- Apple
- Amazon
- Netflix
- Microsoft
いま、世界中で使われているサービスは、米国で生まれています。
マイクロソフトの過去5年間のチャートを見てみましょう。
安定して上がっています。
長期でみると株価は上昇を続ける
米国株は、常に上昇し続けています。
リーマンショック、コロナショックで下落した場面はあります。
しかし、いずれも回復しています。
今後も上昇し続けるかは、誰にもわかりません。
しかし、この実績が投資家から信頼を集めています。
利回りが大きい
米国株は、利回りが大きいです。
株価の上昇が他の国と比較すると、大きい。
結果、投資家はお金が増えています。
2000年以降、両国で代表的なS&P500と日経225を比較してみます。
ポイント
- S&P500:225% アップ
- 日経225:54% アップ
これだけの違いがあると、米国株へ投資をする人が多いことが納得できますね。
サラリーマンは、米国株への投資ができるのか?
結論、サラリーマンでも米国株への投資ができます。
ここでは、米国株投資ができる理由を2つ確認しましょう。
日本の証券会社から米国株が購入できる
米国株は、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などの国内証券会社で買うことができます。
わざわざ、海外の証券会社で口座を作る必要はありません。
すでに国内株を購入している人は、すぐにでも米国株へ投資できるはず。
これから投資を始める予定の人は、日本の証券会社で口座を作れば、OK。
ドルへの両替も不要
できます。
円で米国株を買うことはできませんが、証券会社が自動で両替をしてくれます。
米国株を買うときに、「円貨決済」と選べばOK。
証券会社の口座に入れてある円で、米国株を買えます。
なお、売却時には、「外貨決済(ドルのまま)」、「円貨決済(円に変える)」を選ぶことができます。
外貨決済で売却すれば、再び米国株を買うときに為替の変動を気にせずにすみます。
サラリーマンが、米国株デビューにぴったりな理由は?
日本のサラリーマンにとって、米国株は相性がいいです。
その理由を3つ紹介します。
日本株よりの少額から始められる
米国株は日本株よりも少額で始められることが、魅力的。
なぜなら、1株から買えるからです。
日本株は、100、500株などの売買単位が大きいです。
いくら株価が安くても、売買単位が多ければ、数十万円以上の資金が必要。
トヨタ自動車を例に確認してみましょう。
(2021年10月1日時点)
日本(東証1部)の株価が、1,987円。
売買単位が100のため、投資するには198,700円が必要。
米国(NY市場)の株価が、171.97ドル。
売買単位が1のため、投資するには19,400円が必要。
コカ・コーラの株価は54.12ドルだから、6,104円。
大手の企業の株でも、だいたい数千円〜数万円で買えます。
仕事中にチャートが気にならない
長期投資といえども、株価がちょっと気になったりしますよね。
米国株なら、寝てる間がちょうど市場がオープンの時間。
寝て起きたら、株価の上下は終わっています。
なお、米国市場がオープンの時間は次のとおり。
- 23時30分〜6時
- 22時30分〜5時(サマータイム)
米国ETFの手数料は、国内投資信託よりも安い
米国ETFは、手数料が0.1%以下で買えるものがいくつかあります。
とくにバンガード社が運営するETFは、安い。
国内の投資信託は、どんなに安くても0.1%ほど。
正確には、手数料ではなく、次のような言葉を使います。
- 米国ETF:経費率
- 国内投資信託:信託報酬
どちらも、ETFや投資信託を運営する手数料みたいなもの。
言葉は同じでも、投資家からすると意味は同じ。
その銘柄を買った後に、追加で支払う手数料です。
サラリーマンが米国株デビューするなら、どの金融商品がいい?
米国株デビューをするのに、ピッタリなETFを3つご紹介します。
どれも定番です。
各証券会社のWebサイトで、人気ランキングを見ても、常に上位。
さっそく紹介します。
最終的に、投資は自己責任・自己判断でお願いします。
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
米国全体の小型・中型・大型株へ分散に投資されたETF。
バランスのとれた米国ETFです。
ETF情報
- 分配金回数/年:4回
- 分配利回り:1.26%
- 経費率:0.03%
組入上位銘柄
- APPLE INC:5.14%
- MICROSOFT CORP:4.77%
- AMAZON.COM INC:3.17%
- FACEBOOK INC:1.90%
- ALPHABET INC CLASS A:1.80%
バンガード S&P 500 ETF (VOO)
アメリカの主要企業500社へ分散投資されたETF。
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数。
ETF情報
- 分配金回数/年:4回
- 分配利回り:1.31%
- 経費率:0.03%
組入上位銘柄
- APPLE INC:6.15%
- MICROSOFT CORP:5.77%
- AMAZON.COM INC:3.84%
- FACEBOOK INC:2.30%
- ALPHABET INC CLASS A:2.18%
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ)
ナスダック100の指数に連動するETF。
Appleをはじめ、テック系の企業が名を連ねています。
ETF情報
- 分配金回数/年:4回
- 分配利回り:0.49%
- 経費率:0.20%
組入上位銘柄
- APPLE INC:11.26%
- MICROSOFT CORP:10.10%
- AMAZON.COM INC:7.78%
- ALPHABET INC CLASS C:4.18%
- FACEBOOK INC:4.04%
高配当株(VYM・HDV・SPYD)
配当金が欲しい人は、高配当株へ投資するのもOK。
高配当株は、株価の上昇はあまり見込めません。
配当金をもらうという戦略で、お金を増やしていくことになります。
有名な米国の高配当株ETFは、次の3つ。
- バンガード 米国高配当株式ETF (VYM)
- iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF (HDV)
- SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF (SPYD)
配当金をもらうという意味では、どれも大きな違いはありません。
どのETFも、配当利回りは3〜5%前後です。
わかりやすくいうなら…
VYM(ベテラン)
この3つの中では、1番昔に設立され、いくつかの金融危機を乗り越えてきました。
HDV(中堅)
配当利回りが、この3つの中では1番上下します。良い時と悪い時の波が激しい。
SPYD(ルーキー)
コロナショックが初めての危機で、歴史は浅い。この記事を書いている時点では、1番配当利回りが高い。
サラリーマンが米国株投資をする方法
①:投資用の口座を作る
まずは証券会社に口座を開設する必要があります。
スマホ、身分証明書(免許証、マイナンバーカードなど)で、いつでも口座開設可能。
しかも、無料です。
5分程度で作業は終わります。
その後、審査が1〜数日。
審査完了のメールをいただき次第、口座開設完了です。
たくさんある中でも、楽天証券とSBI証券がオススメです。
楽天証券
楽天カードをはじめとした、楽天経済圏の人は、楽天証券を選びましょう。
株の購入でポイントがたまるからです。
数万円、数十万円、数百万円の株を買うので、どんどんポイントが溜まります。
SBI証券
楽天経済圏で生活していない人は、SBI証券を選びましょう。
理由は、投資商品がたくさんあるからです。
SBI証券は、口座数がネット証券No.1と宣伝されています。
それだけ、SBI証券で投資をしている人がたくさんいるということ。
②:勉強する
投資をしたことがない初心者向けの本
おすすめできる人
投資をしたことがない人
お金の知識に自信がない人
読んでできるようになること
老後に必要な資金を計算できる
自分の資産の何割を現金、株、債券に分配すればよいか
具体的な証券会社、投資先の銘柄
各種保険の必要性が理解できる
著者に起きた変化
投資を始められた
資産を増やすことができた
投資を始めたい人が読むべき最初の1冊はコレで決まり!
よくわからなかった年金、保険のことも整理ができて、人生を変えるきっかけとなった本。
本のタイトル通り、『難しいことはわからなくても大丈夫』なように本が作られています。
どの証券会社を選んで、どの株や債券を買えばいいか、しっかり示してくれています。
投資のメリット、デメリットを解説していても、結局どう行動すればいいかわからない本もありますよね。
しかし、これは投資初心者のための手順書そのもの!
投資を始めてみたい人は、絶対に買って損はしない本ですよ。
なお、この本は好きすぎて、レビュー記事まで書いています。
よろしければ、どうぞ。
投資をしたことがあるが、ほったらかし投資家から卒業したい
おすすめできる人
投資をしたことがない人
投資を始めたけど、分散投資ができていない人(例:米国株だけに投資)
読んでできるようになること
ポートフォリオの分散化
株、債券、コモディティ(金、仮想通貨など)の具体的な投資銘柄
金融危機に耐えられるポートフォリオを作れる
短期投資の方法
チャートの読み方
著者に起きた変化
分散投資ができた
チャートを使えるようになった(MACD、RSIなど)
投資に対する不安がより軽減された
ウォール街でトレーダーとして働いていた高橋ダンさんの本。
投資に対するマインドセットから、具体的な投資銘柄まで、幅広く網羅されています。
ご本人は、Youtubeでもほぼ毎日動画を投稿していらっしゃいます。
チャートを使いながら、「短期投資ではこうする」、「長期投資ではこうする」とわかりやすく説明されています。
気になる方はチェックしてみてください。
この本の内容は、動画でも解説している部分もあります。
しかし、1冊の本としてまとまっていた方が、実際に投資をするときには見やすいです。
事実、高橋ダンさんのYoutube動画は、チャート、ニュース記事、解説しているご本人の3つで構成されています。
でも、この本があればおすすめの投資銘柄なども整理されていて、わかりやすいです。
もちろん、この2冊でオススメされている投資銘柄を買うのも全然OK!
まとめ
記事のポイント
- 日本の証券会社で口座を作れば、米国株への投資はできる
- 両替は不要。証券会社が対応してくれる
- 米国株は国内株より少額で始められる
- 仕事中にチャートは気にならない
- 手数料も安い
いかがだったでしょうか。
米国株への投資は、思ったよりも簡単です。
さらに、日本株よりもサラリーマンにはピッタリの投資先。
さっそく口座を作ってみましょう。
すでに口座を作っている人は、投資してみましょう。
投資の複利効果を得るためには、早く行動することが大事。
なぜなら、複利効果が働くから。
例えば、いまから毎月5万円を積立投資して、毎年5%ずつ増えていくとします。
20年後、1,822万円になっています。
1,822万円の内訳は、元本が1,200万円、リターンが622万円。
最初の10年は毎月5万円を貯金。後半の10年は毎月5万円を積立投資して、毎年5%ずつ増えていくとします。
20年後、1,332万円になっています。
1,332万円の内訳は、元本が1,200万円、リターンが132万円。
気になる方は、積立計算で計算してみましょう。
過去の投資をしていなかったわたしは、非常に後悔しました。
これを見ると、600万円ほど損しているという事実に…
株式投資の平均的なリターンは、5%前後あると言われています。
米国株の平均リターンは、7%ほど。
決して、プロでなくてもリターンが狙えるのが、投資信託やETF。
この記事が、あなたにとって、大事な1日になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。