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【株価下落が未体験の人向け】リスク許容度を知ってあなただけの投資戦略を考える

2022年7月13日

読者
株価下落が続き、不安を感じます…

あなたの悩みを解決します。

記事の内容

  • リスク許容度とは?
  • リスク許容度のチェック方法
  • 投資戦略の変え方

記事を通して読者ができるようになること

  • 投資初心者でもリスク許容度を理解できる
  • 株価下落に対する不安が和らぐ
  • リスク許容度に沿ったポートフォリオを作れる

著者の実績

  • 株式(全世界:先進国・新興国)、国債、商品、仮想通貨、FXに投資して、金融資産は8桁
  • 株価の変動にか関わらず、連続20ヶ月以上投資を継続

今日は、『株価下落にどう対応するのか』を一緒に考えてみましょう。

結論、あなたのリスク許容度をチェックして、投資戦略を変更すればOK。

不安を感じている場合、精神的に耐えられない金額を投資している可能性があります。

そして、投資をやめてしまうかもしれません。

大事なことは投資を継続すること。

そのために、無理せずにコツコツと投資をすることがオススメです。

1980〜2008年の間でベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響

引用:敗者のゲーム チャールズ・エリス (著)、鹿毛 雄二 (翻訳)

ベストの30日を逃しただけで、リターンは半減してしまいます。

いかにして『投資を継続するか』が重要ということがわかりますね。

あきら
無理せず投資を継続していたら、20ヶ月経過しました。

今日は、「どうやって投資を20ヶ月以上も継続できたのか?」を振り返りながら、あなたの投資戦略の参考になる情報を記事にしました。

では、話を深掘りしていきましょう。

なお、動画はYoutubeに掲載していますので、よければご覧ください。

リスク許容度とは?

壁を支える男性

リスク許容度とは?

リスク許容度は、『どれだけの下落に耐えられるか』ということ。

あきら
数字を使って説明すると、『何%/何円の損まで耐えられるか』です。

 

例1)リスク許容度40%(400万円):資産1,000万円あるが、600万円まで減っても大丈夫。

1つ補足すると、精神的および経済的の両方を考える必要があります。

 

読者
「資産1,000万円あって、600万円まで減っても暮らしに支障はない。ただし、400万円も減っていることを考えると不安。200万円までの損なら不安にならないけど…」

 

こんな場合は、リスク許容度が40%とは言えないでしょう。

リスク許容度は20%です。

 

リスク許容度のチェック方法

矢印

リスク許容度のチェック方法

わたしのリスク許容度のチェック方法を紹介します。

次の質問に1つでも当てはまる場合、リスク許容度を超えた投資をしている可能性があります。

 

  • 仕事中、休日でも、資産のことを考えてしまう
  • 集中できない=心がモヤモヤする
  • 株価をチェックしがち
  • スッキリ眠れない
当てはまる…
読者
あきら
一緒に投資戦略を考え直してみませんか?

 

投資戦略の変え方

円が複数

投資戦略の変え方

大きく3つの方法があります。

  1. 現金を増やす
  2. 節約する
  3. ポートフォリオを変更

現金を増やす

現金を増やせば、2つの面で安心感を得ることができます。

 

①現金比率を増やすことで、資産の増減幅も減ります。

『株価下落に不安を感じる=資産の増減に一喜一憂』という状態ですので、資産の増減を減らせば、不安も減るはず。

 

②現金を増やせば、いつでも使える生活防衛資金も増えます。

つまり、緊急時に使えるお金が増えるため、安心感を得ることができます。

 

現金は、いくら持っていればいいの?
読者
あきら
わたしは、『3ヶ月分の生活費』を現金として保有しています。

 

3ヶ月分あれば、大抵のことは対応可能です。

引越し、大型家電が故障、手術などなど。

 

社会人になって10年以上経過しますが、急に1ヶ月分の給料以上のお金が必要になった経験はゼロです。

念の為、3ヶ月分を現金として持っていますが、1ヶ月でもいいと思っているくらい。

 

節約する

「節約は投資戦略ではない」と思うかもしれません。

わたしは、そう思いません。

 

節約して支出を減らせば、株価下落に対する不安も減らすことができます。

なぜなら、生活費が減れば、生活防衛資金(=現金)が1〜2ヶ月分増えるからです。

 

例えば、今まで現金100万円を生活防衛資金として持っていたとします。

月の生活費が25万円だった場合、4ヶ月分。

節約して、月の生活費が20万円に減った場合、5ヶ月分へ。

 

なお、他にもメリットはたくさんあります。

  • 節約した翌日から効果あり(即効性)
  • 1回節約すれば半永久的に効果あり(永続性)
  • コントロール可能(株価はコントロール不可)
あきら
節約に関する記事をまとめていますので、ご参考にどうぞ。

 

参考【ミニマリストの節約術】月20万円台で暮らすミニマリスト家族が実践している節約テクニックを23個紹介

続きを見る

 

ポートフォリオを変更

ポートフォリオを変更すれば、増減幅を減らすことができます。

 

各金融資産には特徴があります。

各金融資産の特徴

各金融資産の特徴 著者作成

仮想通貨は、ハイリスク・ハイリターンなので、資産の増減幅が大きいです。

そのため、下落したときの不安も大きくなるでしょう。

 

今の下落に不安があるなら、『ポートフォリオの仮想通貨比率を下げて、現金比率を上げる』が1つの方法です。

 

まとめ

記事のポイント

  • リスク許容度は、どれだけの下落に耐えられるか
  • リスク許容度のチェックに1つでも該当する場合、投資方法を考え直す良い機会
  • 現金(=生活防衛資金)を増やして、安心を得る
  • 節約して、金銭的ストレスを緩和する
  • ポートフォリオを変更して、日々の資産変動(=不安)を小さくする

いかがだったでしょうか。

 

あきら
あなたは、どうやって資産を増やしたいですか?

 

まずは、『どうやって』を思い出しましょう。

例えば、ハイリスク・ハイリターンで資産を増やしたいとします。

 

ただし、下落に不安を感じていたら、リスク許容度を超えた投資をしている可能性があります。

その場合、継続することが難しいでしょう。

市場から退場してしまうかも。

 

リスク許容度をチェックして、投資戦略を考え直す必要があります。

 

悲しいことに、下落は待ってくれません…

つまり、投資戦略の変更を後回しにすれば、それだけ下落のダメージも大きくなり、資産を失いかねません。

 

ポートフォリオの作り方は、動画にまとめています。

よければ、ご覧ください。

 

もしくは、投資に関する本で勉強し直すこともOK。

投資に関するオススメ本をまとめています。

参考投資初心者におすすめの本を厳選して9冊をロードマップとして紹介【この本を読んで7桁の資産運用実践中】

続きを見る

 

あきら
下落は辛いですが、いつかは必ず経験します。

 

今回、投資戦略を変更できれば、次の下落時には不安は小さくて済むはず。

ぜひ、前向きにとらえて、目標とする資産まで増やしたいですね。

 

今日の記事が、あなたにとって、大事な1日になれば嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

あきら

少ないお金でのんびり暮らす情報をお届けする『チラマネ』を運営|初心者でもわかる投資・暮らしを整えるアイデアを記事にしています|本業:会社員|副業:投資家&ブロガー&デジタルクリエイター|20代で3人娘誕生→投資の知識なし&資産ゼロ→投資と節約で資産8桁|妻と娘3人と月25万円でのんびり暮らしています|

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